わたしがお買い物同行をメニューに入れない理由

人気メニューなのは承知の上

ファッションの仕事をしていると、「お買い物同行はやっていないの?」とよく聞かれます。
人気メニューだということも、もちろん知っています。

それでも、わたしはあえてメニューに入れていません。

理由は、シンプルです。

洋服が、増えるから。

お買い物のその瞬間は、「素敵!似合う!」とテンションが上がります。
でも、帰ってから、ちゃんと着られますか?

今、クローゼットに眠っている服たちは、どうなりますか?

そもそも、その方がどんな服が好きで、何を持っていて、どんな暮らしをしていて、どんな自分になりたいのか——それを知らずに、いきなり洋服を提案することは、わたしにはちょっと難しいです。

こんな場合ならやるときも…

お買い物同行をするなら、これが大前提。

  • 手持ちの服を把握している
  • どんな暮らしをしているか、知っている
  • 好みと似合うが、ちゃんとわかっている

その上で、今持っている服と一緒に着られるものを買い足す
暮らしに根付いていて、ちゃんと袖を通せるもの。
いつもよりちょっとだけ、いい感じになれるもの。

それが提案できると思ったときは、やらせていただくこともあります。

「買えない人」に、洋服の楽しさを届けたい

お買い物同行をしたいと言われる方は、お買い物が好きな方が多いです。
でも、わたしのお客様の多くは、逆でした。

・何を買えばいいかわからない。
・似合うものがわからない。
・服は多くなくて、いつも同じ格好をしている。
・買い物が苦痛

「おしゃれは自分には関係ない」
と思っていた方も少なくありません。

そんな方にこそ、もっと洋服を楽しんでほしい。
そう、強く思っています。

自分で服を選べる方は、多少買いすぎたとしても、その方なりの楽しみがある。
でも、そもそも「買う」という一歩が踏み出せない人。
おしゃれに抵抗がある人。
高い服を買うことに罪悪感がある人。

そんな方のためなら、わたしが一緒にお買い物に行きたい、と思っています。

——というわけで、「しない」という話が「こういう場合ならする」という話になりました(笑)

やっぱり、洋服が好きなんだ!

これまで、色違い・素材違い・デザイン違い・テイスト違い……あらゆる服を買って、たくさん失敗しました。
かつては500着以上がクローゼットにひしめいていました。

だからこそ、わかること。

そんなにたくさんの服は、いらない。

でも——管理できる数、ちゃんと着てあげられる数、大事にできる服なら、持っていてもいい。

何目線かわからない許しですが(笑)

やっぱりわたしは洋服が好きなんです。

着る人が、自分らしく気持ちよくいられるために。
納得して服を選んで欲しい。
そのための洋服であってほしい、と思っています。

お買い物同行に興味がある方は、まずは今持っている服を教えてください。
お話を聞いて、一緒に行きたいと思ったら、お誘いするかもしれません♡

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この記事を書いた人

柴田 敦子のアバター 柴田 敦子 クローゼットコーディネーター

クローゼットコーディネーターの柴田敦子です。

オンラインでの骨格診断は実績450名以上。

持ち物は少なめのミニマリスト気味。
業務用、アンティーク、職人技のモノが好き。
余白、スキマが大好きです。
新しい何かが入ってくるスペースをちょっと空けておきたい。
「余白のある毎日」を過ごすのがモットーです。

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